夫婦で育児休業が保育料に与えた影響は大きかった

特別養子縁組のお金

特別養子縁組で迎えた子どもを迎えた養親の瑛子えびすこです。

私たちは夫婦で長期の育児休業を取得しました。

2020年4月に夫婦ともに職場復帰し、子どもは1歳で保育園に入園しています。

 

コロナの影響で保育料が日割りになった

2020年4〜6月はコロナの影響で、保育園の利用も自粛要請が出ましたが、わが家は夫婦ともにエッセンシャルワーカーなので、保育園を利用させていただきました。

4月の入園当初は、子どもは熱を出し、風邪をひき、お腹をこわし、かかりつけの医師に「保育園の洗礼だね」と言われ、月の4分の1くらいお休みしました。
5月のゴールデンウィーク明けからようやく比較的体調が落ち着き、安定して通園できるようになりました。

4〜6月の保育料は市の取り決めで日割り計算となり、わが家の場合は、通常の2ヵ月分の保育料で3か月分まかなえるくらいの状態でした。

 

保育料が下がった!

8月末に市から届いたのは下半期の保育料決定の通知。

保育料は納めた住民税の額によって決定され、下半期は昨年(1〜12月)の住民税の金額が反映されます。

私たち夫婦はともに会社員です。
昨年(1〜12月)は私が約9か月、夫が約6か月間、育児休業を取得したので、住民税の金額が大きく下がり、それに伴い、保育料も大幅に減りました。

育児休業を取得すると、通常、給与の支払いがとまり、育児休業給付金が雇用保険から支払われます。

育児休業給付金は6か月までは育休前給与の約3分の2、6か月以降は2分の1となります。(本当はもう少し複雑ですが、簡略化しています)

ただし社会保険料が免除されるので手取りは8割くらいの感覚。

といっても給与の満額が支給されるわけではないので、世帯の収入は減少です。

ただ、2人分の育児休業給付金と子どもが児童相談所からの委託だったため委託費(県から支給される子どもの生活費)で貯金を切り崩すことなく生活していけました。

私たちが経験した特別養子縁組とお金の話はこちらに詳しく書いています。
https://tokubetsuyousiengumi.com/2020/06/03/okane-keikenndann/

育児休業を取得したことが、ここにきて保育料減という形で家計を助けてくれるとは思っていませんでした。

ありがたいことです。

来年度の下半期になると、保育料はまた上がりますが、今年は夫婦ともに1〜3月まで育児休業中だったので、住民税は満額とはならず、保育料もそこそこの金額におさえられるのではないかと思います。

目先の収入減を考えるときびしく感じますが、長い目で見れば、夫婦で育休の機会から得られるものは大きいのではないでしょうか。

収入減が心配で長期の育児休業や夫婦で育児休業をためらわれる方も多いと思います。育児休業が保育料減につながる恩恵があることを知ってもらえればいいなと思い、書きました。

 

特別養子縁組の育児休業についてはこちらに詳しく書いています。
https://tokubetsuyousiengumi.com/2019/09/24/ikuzikyuugyou/

私たちの特別養子縁組での育児休業の経験談はこちら。
https://tokubetsuyousiengumi.com/2019/09/30/watasino-ikukyuu/

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