特別養子縁組で迎えた子どもと暮らす養親の瑛子えびすこです。
特別養子縁組の申立てを家庭裁判所に行い、呼び出しに応じて、家裁での面談を終えると、次は調査官による家庭訪問です。
調査官の方は子どもが家でどのような生活を送っているか、生活のいろいろな場面を想定して家での様子を見られるようです。
わが家の経験も少しまじえてお伝えします。
最低限の家の片づけと掃除
子どもがすぐにぐちゃぐちゃにする、普段の片付かない部屋を見ていただいてもよいのかもしれませんが、一応片づけと掃除は行いました。
リビングと寝室を中心に、どの部屋を見られてもいいように家全体をおおまかに。
将来子ども部屋にする予定の部屋も片づけましたが、見られませんでした。
細かいですが、調査官さんには迷ってお茶だけ出したものの、口をつけられませんでした。
見られたこと・聞かれたこと
- 普段のように遊んでみてください
- どこでどのように寝ていますか?
- 食事はどこでどのようにとっていますか?
- 使っている食器を見せてください
- お風呂はどうやって入れていますか?
- お風呂までの動線の確認
遊びは、子どもがハイハイをしてきて重ねたコップを倒す遊び、木製の音が鳴るおもちゃをふる、お気に入りの絵本の読み聞かせをしているところをお見せしました。
使っている食器を見せてくださいは予想外だったので、焦って見せたのは朝使って食洗機に入れていた洗う前のスプーンと器…。
お風呂までの動線は実際にお風呂場まで行き、夫が「出るよー!」と呼んだら私が迎えに行きますと説明しました。
他にされた意外なチェック
わが家のリビングには大きな本棚があります。
調査官さん「この辺はご夫婦それぞれの専門書ですね。あっ、これ少し見てもいいですか?」
と専門誌以外が並ぶ段から手に取られたのは「産まなくても育てられます」
「こんな本があるんですね」とペラペラとめくっておられました。
あっ、そんなところも見られていたのねとちょっとドキッとしました。
まとめ
子どもの生活環境を把握するための家庭訪問ですから、子どもに関わることを安全に整えておけばよいのかなと思います。
私たちは児童相談所からの家庭訪問のとき、クローゼットや押し入れの中まで見られたので、家裁の家庭訪問は正直なんてことなかったです。
面談に比べれば、ホームですから気は楽でした。緊張しないで、普段通りの子どもとの様子を見てもらうのがいちばんかなあと思います。
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