【経験談】私たちが子どもの委託を待つあいだ(待機期間)にしていたこと

【体験談】私たち夫婦の特別養子縁組
えびすこ
えびすこ

瑛子えびすこです。

児童相談所からの委託された子どもと特別養子縁組しました。

私たち夫婦は県の養子縁組里親登録から、およそ半年後に児童相談所から子どもの委託を受けました。

里親登録を目指していたときはするべきことがあって、それらをひとつひとつ片づけていくことで進んでいる感覚があったのですが、ただ「待つ」だけの時間になってからは大変もどかしかったです。

私たちの待機期間の過ごし方をふり返ります。

 

民間団体にも並行してアプローチ

里親認定手続きを進めるなかで、児童相談所の担当さんからは「児相から委託がない場合もあるので、ぜひ民間も考えてくださいね」と言われていました。

認定手続き中も民間団体の情報収集などはしていましたが、エントリーなど本格的に動き始めたのは、里親登録後。

複数の民間団体から資料を取り寄せたり、説明会に参加したりしました。

第一希望の団体を決め、その団体の一時面接の結果待ちのあいだに児相からの委託の打診を受けました。

 

地域の里親会に入会

児相から紹介され地域の里親会の存在は以前から知っていましたが、子どもの委託のない状態で入会するのを躊躇していました。

民間団体のひとつ、あんさん協の説明会で「養親さんには地域に開かれた子育てをしてほしい」「養子の子育ては先輩養親さんとつながることで学ぶことが多い」と聞き、説明会後すぐに入会。

里親会主催の勉強会や会合などに参加しました。

委託がない里親は私たちだけでしたが、居心地は悪くなかったです。
むしろ「必ずご縁があるから大丈夫!」と励ましていただき、心強く感じました。

子どもの委託を受けた今でも、里親会の行事などには子どもといっしょに参加を続けています。

 

養子縁組里親の集まりに参加

児童相談所と里親支援機関が開催している、養子縁組里親の集まりにも委託前から参加しました。

住んでいる地域の先輩養親さんが「仲間がほしかったの!」と大歓迎してくださいました。

自分たちの悩んでいることを先に経験してきている先輩養親さんたちのお話はとてもためになり、勇気づけられました。

そこで出会った、養親さんとは個人的に連絡先を交換し、ご家族をお家にお招きしたりのお付き合いをしています。

 

育休の準備(仕事の引継ぎの準備)

子どもの委託を受けたら、夫婦で育休を取りたいと会社に申し出ていました。
いつ打診があってもよいように、仕事の引継ぎの資料を作り、更新し続けていました。

 

母に子育ての協力を要請

子どもの委託が決まったら、実家の母に手伝いに来てほしいとお願いして、他の家族にも了承をもらっていました。

委託直後は児相の訪問が頻回にあり、里帰り出産のように子どもと実家で過ごすは難しいため、実家から来てもらうことを予定。

実際には子どもを家に連れ帰った直後から、2週間程度、母が滞在して、手伝ってくれました。

 

夫婦2人生活を楽しむ

待機期間には思い切って夫と海外旅行に行きました。

子どもとの生活が始まってから、夫と2人で出かけることは全く無くなりました。
子どもといっしょだと出かけられる場所がどうしても限られるので、夫婦ふたりの時間を楽しんでおけたのはよかったと思っています。

 

待機期間にしておけばよかったこと

ふり返って、しておけばよかったなと思うことはいくつかあります。

育休に必要な書類の確認

育休の手続きを調べていたつもりでしたが、不十分でした。
必要書類など職場によって異なり、とても複雑なので、事前にもっと動いておけばよかったです。

特別養子縁組の育休手続き 必要書類
特別養子縁組の育児休業手続きに必要な書類についてまとめました。

 

赤ちゃん用品店への下見

委託が決まってから、全てバタバタと買い揃えたため、赤ちゃん用品店にあった、リストにそって買いました。
委託後すぐに必要なもの(特にチャイルドシートなどの大物)は事前にもっと調べて買えればよかったなと思いました。

事前に調べるのが理想だと思いますが、何ヶ月、何歳のお子さんとご縁があるかわかりませんし、本当に委託されるのかとにかく不安で、委託の連絡があるまでは動き始めることができませんでしたね。

 

twitterなどでの情報収集

私が特別養子縁組について調べ始めた3年程前と比べて、twitterで見かける養親さんや養親希望者さんは格段に増えています。

不妊治療をしながら情報収集をしている方、面談や研修などを受けている方、待機中の方、委託を受けたばかりの方など、さまざまな段階の方がいらっしゃいます。

on timeの生きた情報が得られるので、情報収集には最適ですし、同じ立場の仲間をきっと見つけることができると思います。

私のtwitterアカウントです。

今は子育てについてのつぶやきが多いですが、さかのぼっていただければ、特別養子縁組に関するtweetもあります。

twitterを通して全国の養親さんとつながれたことはとてもありがたいことだと思っています。

私はやっていませんが、InstagramやYouTubeで発信している養親さんもいますので、チェックを。

 

まとめ

待機期間を過ごしていた当時は、やっと待機になれたけど、これから何をしたらいいの?待つしかないの?と焦っていました。

私自分が動いていないと不安なタイプなので、できることを探して、動いていたつもりでした。

それでもふり返ってみると、あれこれやっておけばよかったと思うことが出てきました。

待機期間の過ごし方、参考になれば幸いです。

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