児童相談所から迎えた子どもとの特別養子縁組が成立しました。瑛子えびすこと申します。
半年間の試験養育期間が終わり、家庭裁判所に特別養子縁組の申立てに行きました。
夫婦育休期間中で子どもを連れて3人で行ったのですが、予想外のことが続き、あたふたしてしまいました。
書いている現在は特別養子縁組が成立しています。
申立ての日のことをふり返って書きたいと思います。
必要書類の準備
戸籍謄本は市役所で取り、申立書は裁判所のホームページからダウンロードできます。
児相の訪問にて。
「申し立てには、実親・子ども・養親の戸籍謄本、申立書が必要です。申立書は裁判所のHPからダウンロードできます」
はい!
実親・子どもの戸籍以外はそろえました。「実親・子どもの戸籍は今から準備しますね」
今から…か。
用意してあるのかと思っていたよ。#特別養子縁組— 瑛子えびすこ (@eebisuko) December 4, 2019
児相から着信あり。
戸籍が用意できたのかも⤴︎
別件だった⤵︎
担当さんと話して、自分の勘違いに気づいた。
戸籍は実母さんに頼んで用意してもらうと思っていたら、違うみたい。
「児相で公用で手配してます」だって。入園までに入籍&改名と考えたら、時間がないんだよなあ。#特別養子縁組
— 瑛子えびすこ (@eebisuko) December 16, 2019
子どもと実母さんの戸籍は自分たちで用意できないので、児相が手配してくれます。
児相に戸籍を用意してもらうのに約1ヶ月間かかりました。
試験養育期間が終わったらすぐに申立てに行くつもりだったのに。
育休のあいだに(4月の保育園入園までに)入籍して、名の変更ができていたらいいなと思っていたので、早く申立てがしたかったのです。
待つのがすごく長く感じました…。
児相からの「戸籍が用意できました」の連絡直後に取りに行き、その日のうちに家庭裁判所に向かいました。
家庭裁判所で書類提出 記入ミスが発覚
初めて訪れる庭裁判所はオフィスビルのような雰囲気。
家庭裁判所の家事係という窓口に必要書類を提出しました。
担当の職員さんが書類を確認していると、「あれ?」と申立書を持ってどこかへ。
戻ってきて、たずねられました。
「もういっしょに暮らしてますよね?」
「はい、暮らしています。半年間の試験養育期間を終えています」
「そうですよね。現住所は今お二人と住んでいる住所を書いていただかないといけないんですが…」
子どもの住民票を実母さんの住所から動かしていなかったため、現住所には実母さんの住所を書いていたのでした。
「印鑑お持ちですか?」
「はい!」
「お二人分、ありますか?」
「はい!」
その場で訂正印を押して、書き直しました。
持ち物に印鑑が入っていたわけではなかったのですが、出発前に玄関先で「こういうときは持っていった方がいいんだよ」という夫のことばに助けられた結果になりました。
万が一のときのために、お二人分の印鑑をお忘れなく。
切手・収入印紙を買う
申立てに必要な切手・収入印紙は金額を聞いてから用意すればよいと聞いていたので、必要分を教えていただき、近くの行政書士事務所へ買いに行きました。
郵便局や行政書士事務所が裁判所の近くにあるのが普通のようです。
指示通りに購入し、家庭裁判所の窓口に戻りました。
大きな忘れ物
切手と収入印紙を提出し、申立てが受理されました。
「今後は、調査官が電話で呼び出し日の連絡をしますので、その指示にしたがってください」と職員さんに言われ、電話番号を再確認され、その場をあとにしました。
エレベーターのなかで夫が「あっ」と小さく声を上げました。
かばんがない!
子どものオムツや着替え等を入れていたマザーズバッグを行政書士事務所に置いてきたことに気づき、急いで取りに。
大きなバッグは誰に気づかれることもなく、事務所の片隅に置かれていました。
バタバタし通しだった申立てはこうして無事に終了。
家庭裁判所からの連絡をうずうずしながら待つ期間に入りました。
何もできない期間をひたすらに「待つだけ」はもどかしいものでした。
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